7月は「社会を明るくする運動」強調月間です。1日より5日まで区役所ロビーでパネル展示を行います。

第73回社会を明るくする運動

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「公開ケース研究会」

~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~
       於 :神戸市立垂水東中学校
       日時:令和5年8月22日 午後3時~4時30分

公開ケース研究会は、今回、垂水東中学校で実施されました。垂水東沖憲治校長先生を始め
各中学校生徒指導担当先生や、垂水区の方々に参加いただきました。

 

 公開ケース研究会は、今回、垂水東中学校で実施されました。 垂水東沖憲治校長先生を始め、各中学校生徒指導担当先生や、 垂水区の方々に参加いただきました。

A班の方々と発表の様子

B班の方々と発表の様子

C班の方々と発表の様子

D班の方々と発表の様子

 

講評 森 啓二 保護司   芦田 敏郎  垂水区保護司会会長

「健全育成」と「更生保護」

ー個人的見解としてー 学校教育においては、日ごろより、全ての児童(小学生)生徒(中高校生)の心身の健康増進を図り、豊かな心を育み、社会に適応していく力を育てながら、結果的に児童生徒が、非行や犯罪行為を起こすことがないような指導が行われている。言い換えれば、学校における生徒指導(生活指導)は、あくまでも児童・生徒の「健全育成」を目指す視点から行われている。 一方、保護司活動は、「社会を明るくする運動」のように、非行や犯罪のない地域社会を築いていこうとする「健全育成」的な視点と、非行や犯罪をした人たちの立ち直りを支えるという「更生保護」的な視点の双方を踏まえた活動も行っている。ただ、中心となるのは、何かの原因で非行や犯罪行為に関わった特定の子どもたちが、通常の社会生活に再び戻っていくことができるよう、立ち直りのためのさまざまな支援をしていく「更生保護」という視点での活動である。 このように、「健全育成」と「更生育成」という考え方は、決して異なる考え方ではなく、多様な側面をもつ青少年に、違った側面から関わって行こうとするする活動であるといえよう。そのためにも、これらのそれぞれの活動の主体となっている「学校」と「保護司会」が、これまで以上にお互いの活動内容や考え方を理解し、一層の連携しながら協働して青少年の育成を図っていくことが重要であると思われる。  (抜粋) 講評 森 啓二 保護司 注;個人的見解ですとのことです